新潟は今日は青空です。11日、12日と日本音楽療法学会2016年度研修・講習会へ
行って来ました。毎年この時期に行われる研修・講習会は勉強になるので
ほぼ毎年参加しています。これまでは日本教育会館で行われていましたが、
今回は東邦音楽大学での開催でした。やはり音が出せる会場という事で
選択されたそうです。埼玉県川越にある東邦音楽大学へは始めて行きました。
新潟からは大宮乗換ですので、移動距離が短くなり助かります。
松田が音大で勉強していた時代は、大学に演奏会用のホールがあるなど
考えられませんでしたが、東邦音楽大学にはグランツザールという響きのよい
ホールがあり、うらやましい限りでした。
ホールでの演奏体験は演奏家を目指す学生にとって重要だと思います。
ワークショップあり講義ありで充実した研修でしたが、一番心に残ったのでは
劇作家の平田オリザ氏の「わかりあえないことから」という演題の講義・演習でした。
SympathyからEmpathyへ、これから求められるのは、異文化異世代理解能力と
合意形成能力、協調性から社交性へというお話は胸に響きました。
毎回講義をされる講師が多種多様で、且つその道のスペシャリストというのは、
企画・運営に携わられる音楽療法士の方々のネットワークが如何に充実しているかが
わかります。香川県や秋田県からも参加されていた方と知り合いましたが、
皆様満足されて帰路に着かれていました